オナニーができればEDではないのか?

日本男性のED(勃起不全、勃起障害)人口は、
中等症(時々できない)と重症(ほぼ常にできない)を合わせると
成人男性の5人に1人と推定されています。
軽症(たまにできない)を足すと、さらに増えるでしょう。

ここ最近になって、よくEDという言葉が聞かれるようになりましたが、
これまでEDは、「年をとれば自然になるもの」「加齢に伴う体力・精力の衰え」
などと考えられていました。

目が老眼になったり、耳が聞こえにくくなったりするのと同じように、
加齢に伴う器官の衰えとみられてきたからです。

しかし、30代前半でED症状をきたす人がいる一方で、
60代後半でも、まったくED知らずで現役バリバリという人もいます。

このようにEDは、必ずしも年齢には関係ないことが分かります。

≪ EDとは? ≫

ここで、EDとは?について見ていきたいと思います。

ED(イーディー)とは、「Erectile Dysfunction」の頭文字を取ったもので、
「勃起機能の低下」を意味し、日本語で「勃起障害」あるいは「勃起不全」と訳されます。

そのような言葉にすると、EDとは「完全に勃起しない状態」のことと
捉えられがちですが、実はそうではありません。

専門的には、「性交時に十分な勃起や勃起の維持ができずに、
満足な性交が行えない状態」と定義されており、
勃起に時間がかかったり、勃起しても途中で萎えてしまったり(中折れ)など、
満足のいく性交ができない・・・といった状態ですと、EDの恐れがあります。

≪ EDかどうかの判断の基準は? ≫

かつては性交のチャンスの75%以上で満足な性交が行えない状態だと
EDと言われていましたが、世界的には回数(頻度)よりも
「勃起が不十分なために満足な性交が行えないこと」が重視されています。

ですので、
「性交はできないが、陰茎を刺激すればちゃんと勃起する。」
「持続力は衰えてきたが、挿入はできる」
「オナニーなら勃起も射精もできる」

といった状態であっても、
『満足な性交が行えない』状態なら、EDと診断されます。

以上からおわかりの通り、「オナニーができればEDではないのか?」というのは
オナニーができても(勃起しても)、『満足な性交が行えない』のでしたら、
EDということになります。

≪ ED治療の第一選択は3種のED治療薬 ≫

EDは単なる加齢現象ではなく、年齢に関係なく起こる生活習慣病の一種になります。
しかし、EDは病気である以上、適切な治療を施せば改善の見込みがあります。

日本性機能学会の『ED診療ガイドライン』では、
ED治療の第一選択として、バイアグラ、レビトラ、シアリスなど
ED治療薬の投与を挙げています。

ED治療薬を服用することによって、勃起のメカニズムを正常化し、
『満足な性交』を行うことができるようになりますので、
EDを改善するために、まずはED治療薬を試してみてはいかがでしょう?